がんじゅうブログ

紅豚・紅あぐー飼料内容について

食の安全が問われる今、
改めて私達の仕事の大切さを感じています。

当社、株式会社がんじゅうは
父の「安心で安全で美味しい豚肉」を
責任をもって提供していきたいという想いに
社長の桃原が賛同して設立した会社です。

安心・安全についてのこのコーナーでは、
父や社長の想いを代弁して真剣に書きたいと思います!
読んで頂けますと嬉しいです<(_ _)>

最近お電話やメールでのお問い合わせがとても増えています。

何のお問い合わせかと言いますと、


 ・「紅豚」「紅あぐー」の飼料の中に
  放射能の影響を受けているようなものはないですか?

  ・放射能の影響のある豚肉が全国に出回っているとのことですが、
  お宅の豚肉は大丈夫ですか?
 

などのお問い合わせです。

当社の独自配合飼料の中に
放射能の影響を受けている原材料はなく、

農場から直販なので
ほかの豚肉が混在することは一切ありません。

また、飼料に関しまして第三者による検査を行っております。
どうぞご安心くださいませ。(平成24年2月29日の検査です)

紅豚・紅あぐー飼料放射能検査結果


i紅豚・紅あぐー飼料の原料と産地は以下となります。
飼料には2種類りまして、子豚用のものと
大人になってからのものがございます。


子豚用育成配合飼料(基本) 

・穀類 

 とうもろこし アメリカ・アルゼンチン
 玄米     佐賀
 菓子パン粉  沖縄
 小麦でん粉  沖縄


・植物性油粕類  

 大豆油かす  兵庫
 なたね油かす 兵庫
 
・動物質性飼料 
 
 ポークチキンミール 沖縄


成豚育成用配合飼料(基本)

・穀類 

 とうもろこし アメリカ・アルゼンチン
 マイロ    アルゼンチン
 玄米     佐賀
 小麦     オーストラリア
 小麦粉    沖縄
 菓子パン粉  沖縄
 紅いも    沖縄

 
・植物性油粕類 
 
 大豆脂かす  兵庫
 
・そうこう類

 ふすま   沖縄


飼料の入手ルートは以下になります。


とうもろこし、マイロ、小麦、大麦に関しては、
アメリカ・アルゼンチン・オーストラリア等の産地から
鹿児島県志布志港に上げたものを志布志サイロから船積みして
沖縄(中城湾港)へ転送する。
玄米は佐賀の倉庫から福岡港→那覇港→県内飼料会社に入る。
菓子パン粉はぐしけんパンの工場(沖縄県内北中城村)で
乾燥処理されたものが県内飼料会社へ入る。
小麦でんこなは糸満(沖縄)のふくじゅ工場から県内飼料会社に入る。
紅いもは読谷村の農家で作られている芋が協同商会で
乾燥処理されたものが県内飼料会社に入る。
大豆かす、菜種かす類は兵庫のJオイルミルズから
船積で中城港に送られる。
ポークチキンミールは沖縄化勢工業で製造され県内飼料会社へ入る。
フェザーミール(お母さん豚の飼料に配合しています)は
沖縄食鶏、中央食品、鶏卵流通センターから協同紹介で加工され、
県内飼料会社へ入る
油かすは沖縄食糧(お米やさん)で発生し、県内飼料会社へ入る。
ふすまは沖縄製粉で発生し県内飼料会社へ入る。

また、細かい配合は以下のルートになります。

・糖蜜 県内製糖工場より
・炭酸カルシウム 沖縄県内砕石場より
・リン酸カルシウム 山口県小野田化学産より
・ネッカリッチ 鹿児島県みどり製薬より
・黒糖 県内生産工場より
・アミノ酸のリジン インドネシア産より
・食塩 長崎県産より
・海藻ミール フィリピン産より
・もずく 沖縄県産より
・ゼオライト 鹿児島産より
・パン酵母 ブラジルより


紅豚の飼料に関しましては、原料のほとんどを
全農というところから取り寄せております。
飼料に関しまして、福島原子力発電所事故に伴う
配合飼料の安全性の保障の書類が届いておりました。
上記のルートにおいて、今回の事故による直接的な
影響は受けないとのことでございます。

また、全農では豚さんの飼料も人間の食品並みの
安全性が担保されております。


実は、私の実家が「紅豚」「紅あぐー」の生産農家なのですが、
上記の飼料は父が30年かけて開発した飼料のため、
細かい内容はあまりおもてには出さないようにしております。

しかし、今回の放射能の件もあり、
少しでもご不安を解決したいと思い、
お伝えさせて頂くことにしました<(_ _)>

また、紅豚の飼料と紅あぐーの飼料は
同じものでございます。

紅豚飼料


長くなりますが、
当社の「安心・安全」に対する「想い」もお話させてください。

私の父(生産者)は当社設立以前は
とある銘柄豚のグループに属しており、

大切に飼育していた豚を
大手の食品販売会社さんに
取り扱ってもらっていました。

肉質の向上を研究しながら
毎日必死に飼育に励んでいたのですが、
生産していく上でその銘柄豚の消費量が生産量を
上回っていることを知り、更に「味が落ちてきた」などの
悪評も耳に入ってくるようになったため、
父は銘柄豚以外の豚肉が混在していることに気づいたそうです。
 

 「いくら農家が必死に良い豚を育てても
  こんなんじゃだめだ。
  質の良い豚肉を追及するには流通体系も
  しっかりしないと意味がないじゃないか。」
  
また、丁度その時期、
食肉偽装問題や産地偽装などで
食への不安も高まっている時でした。
  
父は真剣に悩んでいました。

そんな時、桃原社長と出会い、 
父の「想い」と父の豚肉の美味しさに
賛同した桃原社長がいろんな苦難を乗り越えて、
弊社、株式会社がんじゅうを設立しました。


 ▼会社設立の時の桃原社長のお話はこちらです
  https://www.benibuta.co.jp/hpgen/HPB/categories/71574.html


食の安全を守るため、生産から販売まで
一貫して管理して行いたい!!!
 
がんじゅうは父の「想い」を流通体系 
として実現させました。

 
お客様に責任をもって
品質の保障をすることが大切だとの想いから
豚肉では日本で初めて
「トレーサビリティシステム」を導入しました。


 ▼トレーサビリティシステムはこちらです
  https://www.benibuta.co.jp/traceability/
 

当社の農場では生産した豚さんに
個体識別番号をつけています。

お届けした商品のラベルに
その個体識別番号が記載されており、
その番号をトレーサビリティシステムに入力して頂くと、

品種、と畜日、飼料、病歴、
生産者のプロフィール、
この豚を加工した工場を見ることができます。

農場から食卓までのルートを明確にし、
とことん「安心・安全」を追及したシステムです。
 
また、このシステムは「安心・安全」だけではなく、
味への責任を追及しました。

お客様から「お肉がパサパサ」しているとの
お問い合わせがあった際、

個体識別番号からさかのぼって、
農家、母豚、父豚、天候、温度すべてを調べ、
問題が無かったので、
その時あげていた飼料を調べることにしました。
 
一つ一つ原因を見たとこと、
飼料に配合されているトウモロコシを
生産している地域で雨が多く、
飼料がきれいに乾燥していないため、
それが肉質に影響してしまったということを
突き止めました。


その後、飼料会社さんに乾燥の重要さを
お伝えして問題は解決しました。


農場から食卓までのルートを
明確にすることで、お客様の声を、
農家まで直接フィードバックすることができ、
農家も会社も良い緊張感を持ちながら、
責任を持って商品を提供していける体制です。


たまに、他の件の豚肉が混在することはないですか?との
お問い合わせもございますが、当社は3か所の生産農家より、
生産、カット工場、加工、販売を一貫して行っておりますので、
他の豚肉が混在することは一切ございません。
どうぞご安心くださいませ。


長くなりました。。
ご説明の足りない部分もあるかと思いますが、
少しでもご不安の解決になりますよう願い、
お伝えさせて頂きます。


追伸
もし、よろしければ当社の豚肉に関する想いを書いた、
紅豚物語も合わせてご一読頂けますと嬉しいです<(_ _)>


▼紅豚物語
https://www.benibuta.co.jp/hpgen/HPB/categories/71569.html

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